全身脱毛でおすすめの方法はどれがいい?

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全身脱毛でおすすめの方法を徹底考察

夏、直前。この季節、ダイエットと並び女子の最大関心事となるのが「ムダ毛処理問題」です。せっかくキレイにボディシェイプしても、ムダ毛が未処理じゃ台無し! 全身脱毛を手間やコスト、効果の持続度など、あらゆるポイントから検討して、あなたにとってベストな脱毛法を考えていきましょう。

目次

ムダ毛ケアにはどんなものがあるの?

まずは現在、行われているムダ毛ケア法を片っ端からリストアップ。その具体的な脱毛方法、そして利点と欠点についてまとめました。

大きく分けると、ムダ毛ケアには2つのタイプがあります。
ひとつは「今ある(見えている)ムダ毛を取り除く」もの。剃るにしろ抜くにしろ、このムダ毛ケアでは、時間がたてばムダ毛が新たに生えてきます。

もうひとつは、永久もしくは半永久的に「ムダ毛を生えなくする」ためのもの。レーザーや光で毛根に働きかけたり、毛根に針を差し込んで熱を加えることで、毛が生える組織自体を壊し、働かなくする手法です。「永久脱毛」と呼ばれているのがこのタイプの施術で、ほぼ完全に対象部位にムダ毛が生えなくなるようにするには、期間を置いて数回〜数十回の施術が必要なものが多いです。

では、最初に「今あるムダ毛を取り除く」脱毛、除毛法についてみていきましょう。

カミソリを使って剃る

もっともお手軽で、カミソリさえ入手すれば即座にできる除毛法。長年、手足や顔、脇、アンダーヘアなどの処理を、毎日の入浴時のお約束ルーチンにしている人も多いのでは。理容店のメニューのひとつ「顔そり」は、顔の表面の細い産毛とともに古い角質までプロ用のかみそりで除去することで、肌色がワントーンアップするくらい、垢抜けた印象に仕上がります。日本では、花嫁さんの定番ウエディングエステとして、昔から行われています。

利点は、とにかく手軽なこと。特別な準備は必要なし。肌の表面をさーっと撫でるようにかみそりを滑らせるだけで、ムダ毛を簡単に処理することができます。

凹凸のあるボディにぴったり沿うように設計され、うっかり肌を切ってケガをするリスクを軽減する安全設計の、ボディやフェイス用レザー(かみそり)が、たくさん販売されています。また、ムダ毛を剃りやすくし、肌荒れを防いでくれる「ムダ毛そり用のジェル」などもドラッグストアの棚にずらりと並んでいます。1回の処理経費がお安いのもうれしいポイントのひとつ(ただし、毎日カミソリで剃ることを考えると、トータルではかなりの出費)。

欠点は、ムダ毛の肌の上に出ている部分だけをカットするので、またすぐに生えてきてしまうこと。早い人だと数時間後には、皮膚の表面がムダ毛でチクチクしてしまう場合もあります。刃物を使うため、ケガをする心配があること。何度も使用したり、お風呂場などで使ったあと濡れたまま放置して、刃の部分がさびて切れ味が悪くなると、ケガをしやすくなります。また「カミソリ負け」といわれる、肌荒れをすることもあるので、敏感肌の人は注意が必要です。

「脇を毎日、カミソリでそっていたら、脇の皮膚が黒ずんだ」という体験談も。これはムダ毛だけでなく、肌の表面にある角質まで削り取ってしまうことから起こります。

また、剃毛後に埋没毛(肌の表面の皮膚の下にムダ毛が生えてくる)が生えやすいともいわれます。肌のキメに逆らって剃る「逆ぞり」、肌に何もつけず肌が乾いた状態で剃る「空ぞり」、ボディーソープやせっけんの泡で剃る、カミソリの刃を肌に押し付けて剃るなどの剃り方は、すべて間違い。肌に大きな負担を与えてしまいます。ワセリンやクリームなどを塗ってから剃り、剃毛後は化粧水やジェルなどでしっかり保湿しましょう。

電動シェーバーで剃る

男性用髭剃りと同様、街の家電ショップやドラッグストア、量販店でも手軽に購入できる電動シェーバー。スティック状のトリマータイプは顔周りやうなじなどに使用されますが、これで手足や脇、アンダーヘアを処理するという人も。

腕や脇用には電動シェーバーの専用品があります。スイッチを入れて、肌の表面を撫でるように滑らせることで、ムダ毛を除去。入浴時でも使えるように、防水タイプの電動シェーバーもあります。

利点は、使い方自体は、上記のかみそり以上に簡単で安全なこと。数千円の本体を入手すれば、定期的に電池を取り換えるだけでかなり長く使うことができます。思い立ったら、いつでもどこでも使用可能。肌への負担も比較的小さいこともメリットのひとつです。

欠点としては、かみそり同様すぐに伸びてしまうので、ひんぱんにケアしなくてはならないこと。使用の際、肌になにも保護剤をつけずに使用するタイプが多いので、強く皮膚に刃を押し付けると、ムダ毛処理と同時に肌の表面がささくれ立つように削り取ってしまうことがあり、肌荒れが起こることがあります。使用後の肌ケアはマスト。

また、トリマーは、顔への使用が前提のため、刃幅が狭く、広範囲な部位への使用には時間がかかります。

毛抜きで抜く

眉や脇など、比較的毛が太く、かみそりで剃ると剃り跡が点々と黒く残る部位を、より美しく仕上げるためにと使う人が多いのが毛抜きです。毎日、鏡とにらめっこしながら、毛抜き片手に眉を整えたり、わき毛と闘うのが日課になっている女子も少なくありません。毛抜きと鏡程度があれば、他に必要なものはありません。

利点は、根元からムダ毛を抜き去るため、処理後に毛穴に毛の根元が残って黒い点々状になることがありません。根元からムダ毛を抜くので、再び生えてくるまでには時間がかかり、ケアの感覚はカミソリほど短くありません。根気さえあれば、毛抜きだけあればすぐに処理できます。

「見える毛なら、どんなに短くても細くても抜ける!」という高精度のツイーザー(毛抜き)が、ドラックストアなどに、たくさん並んでいます。コストがあまりかからないのもポイント。

欠点としては、毛を引き抜くのですから、かなり痛いです。太かったり硬い毛を抜くと、周辺の皮膚が赤く腫れますし、ときには毛穴に雑菌が入るのか、膿んでしまうことも。何度も続けていると、毛穴が広がってしまったり、鳥肌が立ったときのようにぽつぽつと出っ張ってしまうことも。処理後は毛抜きの先端部分をきちんと消毒し、清潔に保管するのを習慣にしましょう。1本ずつ、手技で抜いていくわけですから、広範囲の除毛には向きません。

脱毛器で抜く

ヘッドの幅の区域にあるムダ毛をディスクやバネ状のパーツで一気に挟み込み、そのまま回転することで引き抜く構造の脱毛器。手足のムダ毛ケア用に、たくさんの除毛器が販売されていて中には「痛みが少ない」のがウリのものも。

利点は、毛抜きで抜くのと同様に、根元からムダ毛を取り去るため、ケアの間隔がカミソリよりも長いことと処理後がきれいなことです。

また1本ずつ手で抜くのに比べれば、広範囲を短時間で処理することができます。入浴時に使用するタイプのものは、ソープの泡でムダ毛と皮膚を包み込むのと、入浴で体が温まり毛穴が開いたところで使用することで、痛みがぐっと軽減できると人気のタイプも登場しています。

欠点は、痛みが少なくなる工夫がされている機種を使っても、やはり全く痛くないというわけにはいかないところです。皮膚が赤くなったり、赤い点々が浮く内出血を起こしたり、出血することも……。

脱毛処理を行った後は、保冷剤や冷たいタオルなどを当てて、脱毛刺激で赤くなった皮膚を冷やすことが大切。脱毛器は、ほとんどのものが1万円前後の本体価格に加え、ランニングコストとして電池代や電気代(充電式の場合)がかかることも要検討ポイントです。

ワックス・脱毛テープ

粘度の高いワックスを温めてトロトロにしたものを、ムダ毛の生えている肌に塗り伸ばし、その上に布などを貼り付けて、冷えたところで布とそれに密着したワックスを一気に引きはがし、ムダ毛も抜き去ってしまうというのが「脱毛ワックス」。

脱毛テープもほぼ同じで、粘度の高いシール面をムダ毛の生えている肌に貼り、一気に引きはがしてムダ毛を抜き去る脱毛法です。どちらも以前は、盛んにおこなわれていた方法で、アメリカなどでは眉の形を整えたり、アンダーヘアの処理にもこの方法を使っていました。

利点としては、広範囲のムダ毛を一度に抜くことができ、ムダ毛を毛根から引き抜くために、カミソリほど頻繁にムダ毛処理する必要がないことです。正しく行えば、1度の施術でほぼ完璧に施術範囲のムダ毛がなくなります。

欠点は、ワックス・脱毛テープとも、毛穴だけではなく皮膚に大きな負担がかかること。そしてかなり痛いこと。ワックスの場合は、溶かして肌に塗るときも相当熱いのもネックです。皮膚が柔らかい眉の周りやアンダーヘアの除毛のために、熱くて痛いワックスを使用していたひと昔前のアメリカ人女性の、美への執念は恐ろしいものがありますね。

肌が弱い人は溶かしたワックスの熱さで軽度のやけどを起こしたり、はがすときの強い刺激で、内出血や腫れが起こることも。施術後は、アイススプレーや保冷材のようなものですぐに冷やす必要があります。

ワックスを溶かしたり、塗布したり、使用後のワックス&布地を処理するなど、かなり手間もかかりますし、ワックスを床やシーツなどにこぼして大参事、となることも。その点、テープ式のものは扱いは手軽ですが、その分、コストはかかりますし、痛みや内出血などを押さえるために冷やす作業が必要です。

糸脱毛

台湾や韓国などでは昔から広く行われていたのが糸脱毛。特殊なシルク糸を器用に使い、パウダーを塗った顔や腕のムダ毛を絡め取って抜いていく脱毛法です。

細い産毛を抜くことで、顔色がワントーン明るくなり、化粧ノリがよくなるとか。刃物を使うシェービングに比べると、薄く古い角質を取り除くので、肌荒れの心配もありません。

最近は、シルク糸を使ったスポンジ状のパフを、ムダ毛のある皮膚上でくるくる動かすようにこすり、ムダ毛を除去する商品も出ていますが、これも糸脱毛の一種と言えるでしょう。

利点は、カミソリを使った顔そり同様、肌色が明るくなり、毛根から産毛を抜くためにその効果が長く続くことです。またシェービングに比べれば、肌荒れの心配も少なくて済みます。マッサージ効果もあるため、肌色・血色がよくなります。

欠点は、日本ではまだこのケアが受けられる除毛店が少ないこと。セルフで行うためには、独特な糸脱毛の手技を自分で学ぶ必要があります。技術がない人が、いきなり挑戦しても脱毛に成功するのはほぼ無理。

また、両手を使って行うので、腕の脱毛をセルフで行うことはできません。

海外で施術を受けた人によると「かなり痛い」とのこと。腕のいい施術者でも、多少の痛みはあるようです。月に1回程度の施術で、脱毛効果は持続するようです。海外では1回千円程度のようですが、日本の専門店では、顔部分だけで1回5000円前後の費用がかかるのが一般的です。定期的に行うとコストはけっこうかかりますね。

除毛クリーム

肌の表面に見えているムダ毛を、薬剤で溶かして取り除く方法です。薬剤はジェル状、クリーム状のものが多いようです。除毛クリームを処理したい部位に塗り、しばらく時間をおいてクリームをティッシュやへらなどで拭い取り、その後洗い流す方法が基本的な使い方です。

利点は、きちんと使えば翌日はツルツルのムダ毛のない肌に仕上がるところです。薬剤さえ時間を守って塗布すれば、皮膚表面のムダ毛が溶けて、処理残りがありません。また足や腕など、広い場所が一気に除毛できるというのも便利な点です。

欠点は、翌日にはムダ毛のない肌を得られても、その除毛効果は短く、2〜4日すれば皮膚下のムダ毛が生えてきて肌がチクチクしてきてしまうこと。そのため、気になる場合は頻繁に除毛クリームを使うことが必要になります。薬剤でムダ毛を溶かすのですから、処理時にクリームが触れてしまう皮膚にもダメージは大きく、肌が弱い人には向きません。

また、顔、脇の下やアンダーヘアなど皮膚が敏感なところは要注意。またほとんどの除毛クリームは、日焼け肌には使用しないように、という注意書きがあります。薬剤は、メーカー各社の工夫によってかなり刺激や匂いを抑えられてはいますが、使用時はパーマ液にも似たツーンとする刺激臭があります。

処理中にそれに耐えるのが、辛いと使用をやめてしまう人もいます。一般的に、除毛クリームは1本1500〜3000円程度。1回の使用量はそれほどではありませんが、頻繁に処理する人には、少々コストがかかります。

ヒートカット

熱を使って、ムダ毛を処理する方法です。昔は、アンダーヘアなどの処理のために火のついた線香をムダ毛に近づけて、1本1本焼切ったりしていましたが、今、この方法を取る人はあまりいないでしょう。電池、または電気を使う専用器具を使い、熱戦でムダ毛を焼切ります。カミソリやはさみなどの刃物でカットするのは違い、熱で処理するので毛先が丸く仕上がります。そのためチクチク感が少ないと、アンダーヘアの処理にはヒートカットを愛用する人も多いようです。

利点は、ヒートカット除毛器(2000円程度から2万円程度)を一度手に入れてしまえば、他に費用はかからないこと。正しい使い方をすれば、肌荒れなどの心配もありません。チクチク感がない仕上がりもポイントです。また、高位機種の中には、熱レベルを上げて処理することで、毛穴の奥の毛根部にも作用して、徐々に毛量が減っていくとうたっているものもあります。

欠点は、処理のたびに毛の焼けるイヤな匂いがすること。長いムダ毛を処理すると煙がでることもあります。

カミソリ同様、皮膚の表面に見えているムダ毛しか処理できないために、頻繁にムダ毛処理を行う必要があることです。またほとんどの機種にはやけど防止の機能が付いていますが、肌に熱い熱線を近づけて行うため、やけどにはくれぐれも注意しましょう。使用後は肌に残った毛クズを取り除くため、専用パッドや布等で肌の表面を優しくこするように拭う作業が必須です。

ここまでの除毛・脱毛法は、どれもその効果が一時的なものです。以下で紹介するのは、永久・半永久的にムダ毛を生えなくするための脱毛法です。

光脱毛

フラッシュ脱毛とも言われる方法です。フラッシュ状の強い光を肌に照射することで、毛根のメラニンに働きかけ、毛の再生力を弱らせる脱毛法です。1部位、5〜6回の施術でムダ毛が薄く・少なくなり、10〜12回程度でほぼ脱毛が完了します(回数については、個人のムダ毛の太さや量、満足度によって変わります)。

施術時は、輪ゴムで皮膚の表面を弾かれているような刺激があります。太く濃いムダ毛部分に照射するときは、パチンとした痛みを感じることもあります。

出力はサロンよりもかなり低いものの、光脱毛ができる家庭用の光脱毛器(2万円前後)も登場しています。ただし、照射できる回数が限られているため、本体購入後もカートリッジの定期購入などが必要になります。
この光脱毛にはSSC方式とIPL方式の2種類があります。

SSC方式 SSCとは、スムース・スキン・コントロール・メソッドの略。イタリアで開発された美肌効果があるという脱毛方法です。専用のビーンズジェルを施術部位に塗布し、そこにクリプトンライトという光を当てます。この光のエネルギーで植物由来の制毛成分を毛穴に浸透させ、毛が生えてくるのを押さえるのです。

IPL方式 インテンス・パルス・ライトという光を利用する脱毛方法です。黒いメラニン色素に反応するインテンス・パルス・ライトをムダ毛の生えている部位に充てることで、ムダ毛の毛根にダメージを与えて減毛します。ただし、毛根を破壊させるほどの高レベルな照射は医療行為となって法律で禁止されているので、サロンなどで施術を受ける場合は、低レベルの光照射となります。

光脱毛の利点は、レーザー脱毛やニードル脱毛(電気脱毛)に比べると、痛みが比較的少ないところです。エステや脱毛サロンなどで施術を受けることができるほか、家庭用の光脱毛器も登場しています(ただしレベルはサロンで使うものよりも低め)。

SSCは2〜3カ月に1回・全身で1回1万円前後、全身18回程度のコースで20万円前後の費用がかかるのが一般的ですが、多くのサロンで「初回は、1〜3か所限定/500円でOK」などという、紹介用の格安プランを出しています。

太い毛・硬い毛を細くするのには効果的ですが、細い産毛のようなムダ毛を除去するのには向きません。肌へのダメージが比較的少なく、優しい脱毛法といえるでしょう。

一方、IPL方式は、やはりエステサロンや脱毛サロンで受けられる施術法です。産毛から太い毛までに対応し、2〜3カ月に1度の施術を6回ほどで10万円くらいの予算が一般的。SSC方式に比べると、少しだけ痛みは大きめです。また光がメラニン色素に反応するため、黒ずみのある部位・日焼け肌には施術できません。

欠点としては、集中して脱毛を行う期間中、高額な費用がかかることです。サロンのキャンペーンやモニター制度を上手に利用すれば、この費用はかなり抑えることができます。また集中施術の2〜3年間が完了すると、その後はムダ毛施術に費やす時間や費用を大きく軽減することができるため、長い目で見ればお得かもしれません。

ニードル脱毛

電気脱毛ともいいます。毛穴に専用の針(ニードル)を1つずつさして毛根に電流を流し、毛根に確実にダメージを与えて破壊していく施術法です。ひと昔前の脱毛、とはこの方式がメインでした。医療機関でのみ、受けられる施術法です。

施術者の熟練度によって処理速度や範囲は変わってきますが、手の早い施術者の場合1時間に直径10センチほどの範囲を処理することができます。

利点は、一度処置した毛穴からは、毛根を確実に破壊するため、2度と毛が再生しません。最も確実な脱毛法と言えるでしょう。また、光脱毛やレーザー脱毛では施術しにくい日焼け肌や黒ずみのある部位、眉などにも施術が可能です。

欠点は、他の処理法と比較すると痛みが強く、1度にできる処理範囲が小さいことです。そのため今は、光脱毛やレーザー脱毛完了後に、残っている細い毛や頑固なムダ毛をピンポイントで処理するために利用するケースが多いようです。

施術後は、肌が赤くなりやすく、施術直後にも保冷パックなどで冷却処置をしてくれますが、家に帰ってからも冷やしたり、刺激を与えないよう数日間注意する必要があります。また1時間の施術で1〜2万円前後の費用が掛かり(処理範囲は半径10センチほど)、全身をニードル方式で脱毛すると、百万円単位の高額な費用がかかります。

医療レーザー脱毛

レーザーを照射することで、広範囲のムダ毛部位の毛根を破壊して、ムダ毛が生えてこないようにする施術法です。眉や目の周り、デリケートゾーンの内側、アザ、ホクロ、黒ずんだ部位には施術できませんが、その他の全身ならどこでも施術が可能です。

2〜3カ月に1回程度、1回あたりの金額が3万円前後が6回ほどで完了するコースが多く、総額は35万円前後。脇のみ、ひざ下、ひじ下などというように部位を指定して行うコースもたくさん提示されていることが多いです。

レーザーは医療機器のため、医療機関で施術が受けられます。最近は、家庭でもセルフで使えるレーザー脱毛器も発売されていますが、病院やクリニックで使用するレーザーに比べると出力は非常に小さく、完全に脱毛するには回数も期間も長くかかります。家庭用レーザー脱毛器は、5万円前後から。

利点は、ニードル脱毛に比べれば痛みが小さく(光脱毛よりは痛いという人が多いようです)、広範囲を一気に脱毛することができます。全身への施術でも約1〜3時間程度で完了。

欠点は、黒色・茶色などに吸収されるレーザーを照射して、毛根にダメージを与えて破壊するため、黒ずみのある部位や日焼け肌には施術が行えないことです。また、脱毛期間中は、日焼け予防が必須です。施術前は、ムダ毛を剃ったりカットするのはOKですが、抜くのはNGです。レーザー照射直後に冷却バッドなどを当てて肌を冷やしますが、その後も肌を冷やし、保湿にも気を配ることが重要です。痛みもあるので、敏感肌で痛みに弱い人にはおすすめできない施術法といえるでしょう。

サーミコン式

これは「今あるムダ毛を取り除く」脱毛法でご紹介した、熱処理式脱毛の上位型ともいえる方式です。熱戦脱毛方式とも言われており、比較的新しい脱毛方法のひとつです。熱を利用してムダ毛を焼き脱毛していく「熱処理式」ですが、熱が毛根にまで伝わって徐々に毛根が弱っていくという仕組みです。

利点は、肌への刺激が少なく、どんな肌にも利用できるのがサーミコン式のポイントです。痛みはとても小さく、少し熱いと感じる程度だとか。肌が弱くてカミソリ負けしやすいけれど、サロンの脱毛コースに通う時間のない人、日焼け肌や肌の黒ずみがあって、光脱毛やレーザー脱毛ができない人に向いています。専用のサーミコン式脱毛器は2万円前後で販売されています。

欠点は、医療機関で行うレーザー脱毛や光脱毛に比べて、完全にムダ毛が生えなくなるまで、かなりの期間が必要なことです。根気よく使い続けるうちに「あれ、ムダ毛が細く少なくなったかな」と感じるまでにも、けっこう時間がかかるようです。カミソリ同様3〜4日置きの施術が必要で、時間と手間はそれなりにかかります。また毛が焼ける独特なにおいと煙は覚悟が必要です。

抑毛ローション

「脱毛」「除毛」とは少々ちがいますが、ムダ毛が生えること自体を抑制してくれるという「抑毛ローション」を使用するのもムダ毛ケアのひとつです。

毎日、ボディローションとして使うことで、ムダ毛が生えるのを抑制して、少しずつムダ毛を薄くしてくれるものです。

他の除毛・脱毛法を利用しながら、抑毛ローションを毎日使うことで、ムダ毛が細く・薄くなり、ケアが簡単になるという利点もあります。

効果の高い肌の保護成分や保湿成分がたっぷり含まれているので、脱毛クリームや除毛ケア、サロンでの脱毛施術をしたあとのお手入れにもぴったりです。ケアの後や入浴後のボディケアに全身に使うのがおすすめです。

抑毛ローションに含まれている、抑毛成分の多くが「大豆イソフラボン」と「パイナップル成分」です。イソフラボンは女性ホルモンに似た働きがあり、ムダ毛の根元に働きかけてムダ毛を抑制する働きがあります。パイナップルエキスとパパイン酵素は、角質層やムダ毛に働きかけると同時に肌を柔軟にし、抑毛効果を高めます。

利点は、他の脱毛・除毛ケアのアフターケアとして併用できることと、長く使い続けることで、ムダ毛が少しずつ細く・少なくなっていくことです。もちろん使う人によって、その効果は個人差がありますが、ムダ毛の処理を定期的に行っているなら、全身保湿と肌ケアに「抑毛成分」のあるものを使うのが賢いでしょう。

他のボディ用保湿コスメとコスト的には変わりません。市販の豆乳を使った手作りの豆乳ローションを自作する人もいるようですが、この場合は腐敗の心配があるので、衛生的に管理して、1週間を目安に使い切ることが大切です。

欠点は、女性ホルモンに働きかけるイソフラボンを含む製品は、小中学生など年齢の低い人は使用を避けた方がよいというくらいでしょうか。また使用後、肌が赤くなったり腫れたり、かゆくなる場合は使用を中止しましょう。

全身脱毛におすすめの脱毛法は?

ここまで脱毛方法をあれこれ総ざらえしてきました。この中で、全身脱毛にオススメなのは、やはり光脱毛やレーザー脱毛でしょう。施術が完了してしまえば半永久的に、ムダ毛処理の手間や時間、費用が必要ないというのが最大のポイント。

その分、肌へのダメージも確実に回避することができ、健やかで美しくムダ毛のない肌を維持することができます。家庭できる自己処理用の専用機もありますが、機器の出力が大きくアフターケアも万全なサロン・医療機関での施術がやはり安心。

万が一の肌トラブルとサロン以上にパワーの大きい機器を使えることを考えれば、ベストは医療機関での脱毛と言えるかもしれません。

サロンや医療機関を利用すると、一時的な出費は大きいですが、生涯カミソリや脱毛クリームなどを購入し続け、手間と時間をかけ続けることを考えると、サロンや医療機関での脱毛が一概に「高い」とは言い切れません。

成人式のお祝いに、振袖などを買う代わりにサロンや医療機関での永久脱毛やプチ整形を娘にプレゼントする親も増えてきているというのは、意外に合理的なのかもしれませんね。

全身脱毛には向かない脱毛方法とは?

では逆に、全身脱毛に向かない脱毛法はどんなものでしょうか。医師やエステティシャンが口をそろえて言うのは「毛抜きで抜く」という方法です。

毛穴に雑菌が入って化膿したり、毛を抜くときに皮膚を引っ張るなどして黒ずむ原因になってしまうというのがその理由。肌の弱い人には、カミソリでの除毛や脱毛クリームの利用もおすすめできません。

とくにカミソリの場合「キレイに剃ろう」として、肌のキメと逆方向にカミソリを動かす「逆ぞり」をすると、肌荒れの大きな原因になってしまうので注意が必要です。

また、広範囲を脱毛するという点では、痛みが強く1回の施術の範囲が狭く、高額なニードル脱毛は、全身に施術する場合は高額すぎるのがネックです。ニードル脱毛は、レーザーや光脱毛施術後の、より完璧な仕上げ用施術として利用するのが賢いのではないでしょうか。

全身脱毛にはどのくらいの時間が必要?

ここからは、サロンや医療機関で行うレーザー、光脱毛について考えていきます。

全身脱毛のコースは、1回の施術では完了しません。それは、ムダ毛の「毛周期」に理由があります。今、生えているムダ毛をすべて永久脱毛したとしても、皮膚の下には次に生える新毛がすでにスタンバイしています。表皮上に出ている毛は、全体の3分の1といわれています。

体の部位によって、毛周期は違いますが、頭髪の場合は10日間に3〜4ミリほど伸びて3〜4年間で退行期に入り、自然に抜け落ちていきます。

脇の下は1日に0.3ミリほど伸び、生え代わりのサイクルは4か月ほど。手・脚のムダ毛は生え代わりが3カ月から半年間といわれます。そのため、ムダ毛を完全になくすには、2〜3カ月に1回ずつ、3,4回から10回以上の脱毛施術を施して、ようやく完了するというわけです。

全身脱毛でかかる費用、料金プランって?

このシーズン、電車などの車内広告でよく目にするのが「ワンコイン脱毛」などの、脱毛キャンペーンです。1部位をワンコイン、つまり500円の料金プランで処理してくれるという広告に釣られて、いざ脱毛サロンへ行ってみると、脱毛できる部位は、1か所だけなどと限られているうえに、その後何度も施術が必要なことがあります。

あとは月額数千円程度で通い放題の料金プランをおすすめしている人気脱毛サロンもありますが、こちらも実際にはなかなか予約が取れなかったり、結局は他部位も含めた一括支払い方法による高額コースを営業された経験をする人も少なくありません。

エステサロンや医療機関で受ける脱毛施術は、光脱毛にしてもレーザー脱毛にしても、1回の施術で完璧に永久脱毛完了とはいかないことをまずは認識しましょう。

それぞれにかかる費用は、各脱毛法の説明部分でふれましたが、光脱毛もレーザー脱毛も、全身の施術が完了するには10万円〜35万円程度の費用が必要なのが一般的。

また脱毛を進めるうちに、さらに細かい部分(口のまわり、足の指)にもこだわってオプションでそれらの脱毛を行う人が多く(要するに全身ドコにもムダ毛なしのツルツル肌を目指すというわけ)、その場合はトータル100万円以上かかることもあります。自分でどの部位をどの程度まで脱毛するか、しっかり決めてからサロンでコースを選ぶことが大切です。

また、サロンの中には「半年間通い放題コース!」とうたっている脱毛サロンもありますが、前述した毛周期を考えると、半年では完璧に処理できる可能性は低く、さらに追加で何度が施術を受けてやっと完了というケースも多々考えられるので「通い放題プラン」に釣られないことも大切です。たとえば毎週、同じ個所を半年間、脱毛施術したからと言って、永久・半永久脱毛は完了しないのですから。

コースが「6回分」などと契約回数で決められている場合は、その施術が受けられる期間がどのくらいかを確認することが大切。

2年〜3年などの長めの期間が設定してあれば、最初は3か月ことに3〜4回通って集中的に脱毛し、その後しばらく期間をあけて、残ったムダ毛が生えそろったところでそれを根こそぎ残り2回分で処理するなどということもできます。

サロンや医療クリニックを選ぶとき、1回目以降の予約がとりやすいかどうか、変更は可能かどうかもよく確認しましょう。

複数回の施術が必要なので、2回目以降の予約がなかなか取れないサロンは避けて正解ですし、万が一体調を崩したり、肌荒れしたり、不用意に日焼けしてしまった場合は予約変更することができるサロンでないと、脱毛がうまく完了しないうちにコースが終了してしまうこともあるからです。

全身脱毛のメリットってなに?

セルフのムダ毛処理法もたくさんあるのに、わざわざサロンや医療機関で高い費用をかけて全身脱毛を受けるメリットはどこにあるのでしょうか。

まず、女性なら誰しも実感するのが時間と手間の節約です。3〜4日に1度(夏場は毎日?)、入浴のたびに脇や足などのムダ毛を処理するのは本当に面倒。1回の処理にかかる時間が数分だとしても、これが3〜4日おきに一生続くと考えると、本当にゲンナリ。

とくに夏場は、うっかり処理を忘れて外出してしまい、腕があげられなくなったり、水着に着替えて真っ青になった体験は多くの女性が経験しているはず。全身脱毛が完了していれば、たまに新たに生えたムダ毛をチェックする程度で済みますし、肌の露出が増える夏場の安心感が違います。

またムダ毛処理にまつわる肌荒れの心配がなくなるので、脇が黒ずんだり、足や腕がガサガサになるという心配もなく、美肌をキープすることができます。

全身脱毛でのリスクと注意点

施術の際のリスクとしては、強い光やレーザーの刺激による晴れ、赤みです。脱毛サロンや医療機関でも、照射後すぐに保冷パックやジェルなどで照射部を冷やしてくれますが、術後にヒリヒリしたり、痛みや腫れが引かない場合は、医療機関を受診しましょう。

肌の弱い人や日焼けをしている人は施術が受けられない場合もあります。また、施術後3〜3日から1週間くらいは、強い日差しに当たらないよう注意されることも多いです。旅行直前に、脱毛施術を受けるのは避けた方がよさそうです。施術中は、日ごろから紫外線防止・日焼け予防に気を配り、日焼け止め剤をしっかり全身に塗って、日傘や帽子なども駆使して日焼けを防ぎましょう。

生理前や生理中など、肌が敏感な時期に施術を受けると、思わぬ肌トラブルが発生することもあるので、施術してくれる担当者などとよく相談して、肌のコンディションのよい時期を選んで、施術スケジュールを組むことも大切です。

また、脇の脱毛に関してですが、永久・半永久脱毛をすると、汗が皮膚上に留まるため(脇に毛があるときは、その毛を伝って汗が蒸発する)か「汗をかきやすくなった」「匂いがきになるようになった」と感じる人もいるようです。消臭剤や制汗剤などを使って、汗の匂いや量をコントロールするとよいでしょう。

また、施術時に受けた刺激を優しく鎮静化させて潤いを与える、抑毛効果もある抑毛ローションを、ボディケアの定番ラインに加えることで、全身脱毛の効果がより大きくなります。

まとめ

全身脱毛の便利さは、経験者に聞くのが一番です。毎回のムダ毛処理の面倒さを実感していて、全身脱毛を受けたいと思っているなら、費用を確保して今すぐ受けて正解。

できれば、効果が高く、万が一の肌トラブルにも強い医療機関系のレーザー脱毛をおすすめします。夏真っ盛りの日焼けしやすい時期を避け、施術を受けるには梅雨入り前の今こそ1回目の施術を行うのにベストなシーズン。

そうすれば2回目の施術は、夏休みが終わり秋の気配が感じられる頃になり、肌トラブルが低く抑えられそうです。キャンペーンやモニター募集などを賢く利用すれば、費用を抑えることもできます。

どんなときも、施術前にコースや予約システム、脱毛法についての説明をしっかりと聞き、よく理解・納得してから施術を受けてください。ぜひこの記事を参考に、ムダ毛なしの快適ライフを楽しんでくださいね。

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